元天才子役がスリの女の子を天才子役へと変えていく中で様々なことが起こるホリデームービー。
マイケルJフォックスがマイケルっていう役名なのがちょっと面白い。
多くの映画で語られているけど、やっぱり"師は越えられるためにこそある"んですよね。天才子役であった時の自分と同じようになってほしくない、そうだからこそアンジーへ伝えたいことがあるんだけどうまく伝えられないマイキー。
素直じゃないアンジーと、口下手なマイキーのやり取りにイライラはするけど、そんなもどかしさが共感できました。
子どものうちにできること、大人になったらできなくなること。いろんなことを経験して知って成長していく。簡単そうだけどとても難しいことなのかもしれません。
大人がたくさんのことを経験させてあげることは大事だけど、それが強制であったり、簡単に諦めるものであったりしてはいけないんです。
コメディ調で楽しい中に深いメッセージのある映画でした。