虹島流浮

世界中がアイ・ラヴ・ユーの虹島流浮のレビュー・感想・評価

世界中がアイ・ラヴ・ユー(1996年製作の映画)
3.0
お気楽なミュージカルでは誤魔化しきれない恐怖が紛れ込んでいる。
やはりアレン爺は奇妙だ。
お祖父ちゃんの幽霊たちが歌うシーンは好きなんだなぁ。やっぱりアレン爺はファンタジーに振り切った方が好み。
不倫やら、法を犯して養子の実母を探して情事に至ったり、娘から女性の落とし方を教わったり、変な路線は苦手。そういう時に限ってアレン爺が自ら演じている。
本作のキャストは全員魅力的。
悪党を演じるために生まれてきたに違いないティム・ロスの登場の仕方はフリが完璧。