【2013/11/19:角川シネマ有楽町】今が楽しければいい！なんて考え方、現実では好きじゃないけど、ウディ映画の登場人物たちはみんな「今が楽しい」ことに対して病的なほど貪欲で、考えすぎて混乱するし、投げやりじゃないし、努力も手抜きもするけど、臆病になって失敗したら死にたがるし、だけどミーハーで懲りない。だから好き。
映画の中のダンスシーンて好きなものが多いけど、ハリー・ウィンストンやセーヌ川沿いのダンスは何度観ても良い。ミュージカル映画嫌いを克服した一作。
ウディ・アレンの作品の邦題がダサくてキライっていう人結構いるけど、わたしは、ちょっと斜に構えたアイロニカルなニュアンスを盛り込みつつもクラシカルなあの雰囲気、わりと好きです。
