ひかりのおとのtdswordsworksのレビュー・感想・評価

高速道路沿いの酪農家の長男が、家業を継ぐか音楽の夢を追うかで悩み、嫁をとるかどうかでも悩み、元旦を迎えるまでの数日間を描く。

人生は選択の連続。結論を先延ばしにしたり行き当たりばったりで決めたりすると後悔することが多いけれど、「ゆっくりでもいいから、一つずつ片づけていこう」という叔父さんの助言が温かくて染みる。

田舎の環境に身を置いた経験のない僕がこの映画のリアリティを語ることはできないけれど、歌詞どおりに心が晴れやかになる主人公の弾き語りは「ひかりのおと」そのものだと感じた。

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