前半後半でガラッと視点が変わるのが面白い
マリオンが会社のお金持ち逃げして仮病したのに、信号待ちで社長と車の窓越しに目合うとこほんまに気まずい。そのタイミングで音楽を入れてさらにマリオンの不安と緊張…
この映画と同じ1960年に『アパートの鍵貸します』(ビリー・ワイルダー監督)が公開され、5部門でオスカーを獲ったのに対して、本作は無冠だった(いくつかの部門でノミネートはされた)ことを脇目にしながら…
>>続きを読むついに見てしまった世界一との呼び声も多い大巨匠ヒッチコックの傑作
昔の名作と言うのは「どうせ時代を鑑みてとか、その当時画期的とかなんでしょ」斜に構え、舐めてかかる度に打ちのめされます。そして、今…
大学の授業で「裏窓」を見て以来のヒッチコック作品の視聴。
かいけつゾロリの作者である原ゆたか先生が「ゾロリ作品に自分を登場させるのはヒッチコックの影響です」と言っていたのを思い出し、隠れヒッチコック…
このレビューはネタバレを含みます
なんというか、上手いな、という感想。
無駄のない脚本と構成、特徴的なカメラワーク、じわじわと煽る恐怖感、散りばめられたミスリード。映画分析とか論文とか書くのに良さそうというか、研究しがいがありそう。…