アダモ

サイコのアダモのネタバレレビュー・内容・結末

サイコ(1960年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

なーんて事ないフツメン。
ファッションセンスはイモ。

モーテル経営をつつがなくこなし。
酒、タバコ、女にうつつをぬかすことなく。
ただただ母親を大事に思うノーマン青年。
これといった反抗期もなく、いつも笑顔で穏やか。
いわゆる虫も殺せない男でごさいます。

こういうやつはやらかすんだよー!

っていう差別、偏見を捲し立てるオヤジ連中の真っ赤な顔が目に浮かぶよね。

うざいよね。
こういうヤツじゃなくノーマンだから殺るんだよ!

誰よりもつつがなく、誰よりも事なかれ主義。
臆病で小心者。

だが自分自身を脅かすものに対しては確固たる意思表明を行う!
自身のパーソナルスペースを守り維持することこそ美しきマイライフ。

石橋を叩いて砕く(笑)
ノーマン青年の鋼鉄の如き貞操観念。

まさに非モテの最果て。
いつだって本人の脳内は通常営業なんだ。

ラストの幸せに満ちた笑みは俺たちに生きる活力を与えてくれるよな(笑)
アダモ

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