ビリー

サイコのビリーのネタバレレビュー・内容・結末

サイコ(1960年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

アンソニー・パーキンス、すごすぎる。英語ネイティブとしてこの映画を観たい……自信満々に追及者たちに向かっていったり、そう思えば弱いところを突かれて吃ったりのごく自然な行き来がめちゃうまかった。
全体としては、途中で主人公が殺されて、殺人犯の視点になるところが驚きなのだけれど、要するに罪を犯してしまったものにカメラが向けられていく(けれど、犯人である「母親」は最後まで秘匿されている)という構造があるんだな。
弱い人間が罪を犯してしまって、それが露呈していくさま、よい。
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