Avayette25

サイコのAvayette25のネタバレレビュー・内容・結末

サイコ(1960年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

〇サム
恋人

〇マリオン・クレーン
ノーマン母に刺殺される
(実際にはノーマン)
このシーンが所謂有名なパッケージ

〇ライラ・クレーン


〇ノーマン・ベイツ
ホテルマン

剥製が趣味。

母は精神病。
ノーマンが5歳の時からシングルマザー。
数年前男と知り合い男の言いなり=愛人
男死んでからショック。

母を施設に入れることに抵抗感。

マリオンを覗き穴から覗いている。

母は愛人を毒殺したか
そのまま自殺か
→実際には嫉妬からノーマンが2人を殺していた。

〇アーボガスト
私立探偵
→マリオン同様刺殺される

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マリオンお金持ちから4万ドルを盗った。
追ってくる警察。

雨だからといって前見え無さすぎ
運転ギャンブル過ぎ笑

白黒 不気味な雰囲気

色々な画角 撮り方
刺されるリアル感は薄いが
当時の撮影技術の中で
なるだけ雰囲気を
醸そうとするのは良かった。
結果独特の空間になっていた。

母と愛人を殺していたノーマン。
自身に愛を注がれない嫉妬から。

母の死体も盗んで地下室へ。

女性に惹かれると
母親が出てくる そして殺す。
女装をしていたのは
単なる服装倒錯ではなく、
自分を母親と完全に思い込むため。

最終強い方の母親の人格が勝ち、
ノーマンの人格は無くなった。

昔の作品ながら有名なだけあり
このストーリーは記憶に残るもの。

ノーマンを異常者と捉えるのは簡単で
実際に異常者なのかもしれないが
精神病にまでなる状況下で育ってきた事
そのような気質で生まれてきた事
どこか可哀想にも感じてしまう。
行った事は当然許されるべきでないが。

少なからず
本人の人格を消し、
母親の人格で人生を生きていきたいなど
真に望んだ事では無かっただろう。
ただ普通に生まれ
普通に生きたかっただけのはずだ。
それが出来ず人格を分割する事で
なんとか自分を保った。

どこか今日の精神障害による
犯罪者にも通じる話。
司法において無罪になる事もある。
精神障害を装う人間も居る。
またここまでは仕方ないよね
同情出来ると思うラインから
逸脱しているかどうか
これも判断はとても難しい。

難しい問題だ。
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