ブレイドやスパイダーマン公開直前に公開されたアメコミ映画
主演はなんとマイケルJホワイト！開始10数分で外見分からないぐらい丸焦げになっちゃうけど‥
復讐の為地獄から甦ったスポーンが大暴れするダークヒーロー映画
今のアメコミ映画に慣れてしまっている我々からするとちょっと…というかかなり気になる点はある
もちろん敵の計画がまどろっこしいとかお話面もあるんだけど、まずはお話のスケール
細菌兵器だったり現世を征服する〜などかなりスケールが大きいお話が展開されるんだけど、実際アクションパートでやっていることのスケールはかなりちっちゃい
敵はでっかいかもしれないけど、裏路地だったり民家だったりとスケール感のチグハグさは気になった
そして今見ると一番違和感を覚えそうなのはVFX
スポーンの変身シーンやマントはカッコよく仕上がっているんだけど、敵の造形や地獄の様相が今見るとかなりショボく感じる
これは97年の映画なのでしょうがないんだけど、ラストバトルとかはそれにしてももうちょっとなんとか出来たんじゃないかなぁとは思った
でもその反面今ではフルCGになりそうなスポーンは結構着ぐるみを着ていたりと、所々手作り感が感じられるのは良かった
最新の技術を見せたかったのは分かるけど、今見ると特撮路線で推していった方が良かったのではないかなと思った
よくはないんだけど、なんだか嫌いになれない…そんな一本
あと少ないながらマイケルJホワイトらしいアクションが見れるのは嬉しかったです
