「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」
チャップリンの有名な言葉ですが、この映画を観て最初に思ったのがこの言葉です。
映画は3話からなり、登場人物がゆるやかに繋がっています。この繋がり方がとても面白いです。連作短編集のようです。
そして、このヒリヒリ感やモヤモヤ感はまさに深田ワールド、クセになりそうです。
絶望の淵に立つ人々は此処にもいた。人間は、孤独で嘘つきで見栄っ張りで残酷で哀しい、、でも、だからこそ愛おしいと思いたい。『淵に立つ』にガツンときた人はぜひ!
ただ、今のところ未ソフト化なので、特集上映でもないと観られないようです、、、
深田晃司映画まつりにて。