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ハローキティのおやゆびひめのkanacoのレビュー・感想・評価

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最近は仕事が忙しくて長い映画を見る気力が薄れております。
でも映画はみたい。そして、映画を見るついでに…
癒されたい…。癒されたい…_(┐ ノ´ཀ`)_

U-nextを適当に検索して目に止まった「サンリオアニメ世界名作劇場」(初見)。サンリオのキャラクターで贈る世界の童話、民話等の名作アニメーションだとのこと。童話って意外と映画でモチーフにされているから思い出しておくのもいいし、サンリオなら癒されるだろうからちょうどいいかも…とお試し鑑賞。今回は童話2つ。

❶ハローキティの「おやゆび姫」

〈おはなし〉
子供が欲しいと願う女の人が魔法使いからもらった花の種を植えて大切に育てたところ、その花のつぼみから親指くらいの可愛らしい女の子が生まれた。女の子は「おやゆび姫」と名付けられ大切に育てられる。しかしある日、カエルが「おやゆび姫」のあまりの可愛さに「私の息子の嫁にもってこいだわ!」と確信し誘拐。おやゆび姫の運命やいかに!?

…癒されなーい!😱 😱 😱 😱 😱 😱

若くて可愛いおやゆび姫が、出会って数秒「可愛いから」という理由で男たち及びその親たちにひたすら結婚を強要され続け、また反対に「可愛いから」救いの手が差し伸べられていくルッキズム爆発なお話。「私困っちゃうの…🥺」て永遠としょんぼり顔しているおやゆび姫にまで腹が立ってきた!(笑)アンデルセン童話なので今とは価値観が違うし、そもそも寓話的なお話なのでしょうね。

おやゆび姫に扮するは、サンリオの看板キャラクター、ハローキティことキティ・ホワイト。通称は「キティちゃん」だけど、私は高校生の頃から世界的知名度と、その仕事を選ばない寛容な働きぶりに賞賛の意を込めて勝手に「キティさん」と呼んでいる。

・キティの身長はりんご5個分、体重はりんご3個分。
「これは有名ですね🤔」

・キティの将来はピアニストか、詩人になること。
「…詩人?🤔文化人を目指す系女児」

・キティのペットはペルシャネコのチャーミーキティ。
「…ネコのペットのネコ…?🤔…と思ったんですけど、どうやら調べたらキティさんはネコじゃないらしいですね。」

本作は、ハローキティの性格が活かされている感じがしませんでしたが、まぁ、そのヴィジュアルの可愛さであらゆる生き物を数秒で魅了する辺り、日本のポップカルチャーの代表的存在であり「カワイイ」の象徴のキティさんは適任な配役なのかも?

❷ポムポムプリンの「北風と太陽」

〈おはなし〉
仲良く旅をしているポムポムプリンとマフィンとスコーン。親切な宿屋のおじさんから、それぞれマント・スカーフ・上着をもらう。一方、太陽と北風が、どちらが先に3匹から羽織を脱がすことができるのか力比べを行う。…勝負の行方やいかに?

…癒された😀😀😀😀😀😀、世界平和

北風と太陽のはた迷惑すぎる勝負に巻き込まれるのは、人気ワンコキャラクターのポムポムプリン。こげ茶色のベレー帽を被った正真正銘のゴールデンレトリバー。そしてお友達のハムスターのマフィンとネズミのスコーン。太陽と北風の勝負は理不尽ですが、そこはプリン、マフィン、スコーンののんびりマイペースな様子に打ち消されます。ピンチでも表情が(・ω・)から動かないのでシュール。マジで何も考えてなさそう。かわいい。存在が世界平和(2回目)。

・プリンの体重はスイカ1個分、身長はビックプリン5個分
「なるほど、わからん😂」

・プリンの好きな言葉はおでかけ、嫌いな言葉はおるすばん。
「ワンコだ😂」

・プリンの趣味は飼い主のくつ集め
「やっぱりワンコだ😂」

・プリンの将来の夢は、もっともっとおっきくなること
「大きくなあれ😂」

🐈🐕🐝「なんですかね、幼稚園・小学校低学年くらいの時はサンリオ大好きで、でも中学生高校生くらいになると幼稚に感じて敬遠したのですけど、30歳過ぎた辺りからまた可愛く見えてくるのですよね、サンリオ。私だけかしら?

でもあれですね、今更ですが、童話モチーフにした映画は今までにもけっこう見たけど、「おやゆび姫」とか「北風と太陽」がモチーフになっている作品に出会ったことないな…🤔」
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