マオニー

アダム氏とマダムのマオニーのレビュー・感想・評価

アダム氏とマダム(1949年製作の映画)
4.0
カップルとしても有名だったスペンサートレイシーとキャサリンヘプバーンの名コンビっぷりがこれでもかと発揮されてた。
もうさ、演技っていうか、まるっきり夫婦の会話なのよ笑
それぐらい息が合ってるな〜と感じた。

まず検事と弁護士の夫婦ということで二人とも超優秀な人種なんだが、時代的なこともあってかそれぞれに偏見というか男女差別的思考が見られる会話がチラホラ。これは当時としては自然なことなんだろう。
そこから巻き起こる法廷バトルが最高。
鉛筆落としたフリして、机の下でやりとりするのが可愛かった〜。
キャサリンヘプバーンのファッション素敵だった。弁護士にしちゃ華美な気もしたけどこれも普通だったのかな。自宅での格好もそうだけどめっちゃラグジュアリー。
それ以上にスペンサートレイシーのグレースーツにブラックタイ(白黒だけど多分そう)がかなりカッコよかった。これが男だと思う。態度も含めカッコよすぎた◎
キップ役のデヴィッドウェインがテキトーにほったらかされた上に家めちゃくちゃにされるのも面白かった。
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