kazu1961

アバターのkazu1961のレビュー・感想・評価

アバター(2009年製作の映画)
4.0
▪️JP Title :「アバター」
Original :「Avatar」
▪️First Release Year : 2009
▪️JP Release Date : 2009/12/23
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards :
第82回アカデミー賞 美術賞 撮影賞 視覚効果賞
第67回ゴールデングローブ賞 作品賞 監督賞
▪️Appreciation Record : 2020-722 再鑑賞
🕰Running Time : 162分
▪️Director : ジェームズ・キャメロン
▪️Writer : ジェームズ・キャメロン
▪️MusicD : ジェームズ・ホーナー
▪️Cast : サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーヴン・ラング、ミシェル・ロドリゲス、ジョヴァンニ・リビシ
▪️Review
映画の世界に革命を起こしたという意味では評価に値する作品なんでしょうね!!ジェームス・キャメロン監督、これだけの当時では先行技術を駆使し、3D映像の世界を切り開いた上に、興行的にも大成功させた功績は大きいと思います。世界興行収入は2019年公開の『アベンジャーズ /エンドゲーム』に抜かれるまで歴代1位となる27億8800万ドル(当時のレートで約2518億円)を記録していました!!
とにかく、「観るのではない。そこにいるのだ!」という映画のキャッチコピーの通り、迫力あるリアルな3D映像の世界に惹きこまれました(公開当時は3Dでもちろん鑑賞!!)。惑星パンドラの神秘的で幻想的な世界観を表現するため、最新鋭の技術を搭載した3D撮影システムを使用したんですね。ほんと構想14年、製作に4年をかけた映像が美しいです。戦闘シーンですら美しい感じがしてしまいます。
キャストは、『ターミネーター4』のサム・ワーシントンほか、キャメロン監督とは『エイリアン2』以来久々にタッグを組むことになるシガーニー・ウィーヴァーら実力派が顔をそろえています。
ここでもアバターの世界、ナヴィの人たちの世界のキャラクター作りに最先端の技術が詰め込まれています。キャメロンは「モーションだけではなくエモーションまで反映させたい」と考えました。そこで、特別な小さなカメラが装着されたヘッドギアをキャストに装着させ、彼らの表情やちょっとした筋肉の動きを記録し、キャストの感情やニュアンスそのものもデジタル化したわけですね。このエモーション・キャプチャーによってナヴィの異形の恋愛にも感情移入できたんですね。

物語は。。。
下半身不随になり、車いす生活を送るジェイク(サム・ワーシントン)は、衛星パンドラにやって来きます。彼は人間とナヴィ族のハイブリッドであるアバターに変化を遂げ、不自由な体で単身惑星の奥深くに分け入って行きます。慣れない土地で野犬に似たクリーチャーに襲われていた彼は、ナヴィ族の王女(ゾーイ・サルダナ)に助けられることから。。。

キャメロン監督は本作の主題を語っています。「アクションとアドベンチャーのファンの一人として自分がわくわくするような内容を少しと、同時に、良心を持ったもの・・映画を楽しみながらも、自然界とのかかわり、人間同士の関わり方について、人々を多少なりと考えさせるようなものを製作したい」と語りました。さらにナヴィの設定には、「人間のより高尚な部分、もしくは、人々がこうでありたいとあこがれるような人間」を表し、逆に人類には、「善良な人々もいるとはいえ、世界を破壊し、荒廃とした未来へと自分自身を追い込む、おろかな一面を象徴している」と付け加えています。。。

▪️Overview
巨匠ジェームズ・キャメロンが「タイタニック」(97)以来12年ぶりに放つ、デジタル3DによるSF超大作。22世紀、地球から遠く離れた惑星パンドラへとやってきた元海兵隊員ジェイクは、自らの分身となる“アバター”を操り、先住民ナヴィと交流するが、やがて鉱物資源を巡って勃発する人類とナヴィとの戦争に巻き込まれていく。主人公ジェイクに「ターミネーター4」のサム・ワーシントン。共演にゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバーほか。(引用:映画. com)
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