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アバターのtntnのレビュー・感想・評価

アバター(2009年製作の映画)
3.9
公開時以来。
アバターに入る時も出る時も必ず眼球のアップが入るし、焦点が合わない視界の描写もあるし、最後には「I can see you」と言うし、視覚体験としての3D映画への強固な拘りを感じる。
実際、センスオブワンダーな世界観を見せてくれる前半までで、十分革新的な映画になってると思う。
ただ、このあまりに情報過多な画面とやたら長い尺が一昔前のハリウッド大作の特徴だなーと認識して、逆に、抽象的でコンセプチュアルな脚本と画面を作り上げるクリストファー・ノーランがいかにゲームチェンジャーだったかも実感。
空中に映像や文字が漂っててそれを手で操る方式のコンピューターの描写ってこれが初かな。このあとマーベルで散々見ることになる。(マイノリティ・リポートが、10年ぐらい先にやってたわ、恥ずかしい。)
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