サマータイムブルース

アバターのサマータイムブルースのレビュー・感想・評価

アバター(2009年製作の映画)
3.9
新作を見に行く前に、おさらいの意味を込めて、1を再鑑賞

当時は映像の素晴らしさに圧倒されて、ああ、これから映画はみんな3Dになるんだな、などと思っていたのに、あれから13年、あれっ!?それ程流行らなかった!?

映画の内容はびっくりするくらい覚えていませんでした(笑)
でも、見てるうちにシーンごとに思い出して来ます

これ、確かに映像が素晴らしくて、内容も感動できるんだけど、ここまで主演が加工されちゃうと、ちゃんと本人が演じているとはいえ、誰が誰だか分からんし、アニメやCGで良いのでは?と思えてしまう

もしかしたら未来の映画は、他のあらゆる職業がそうであるように、俳優という職業が存在しなくなって、人間そっくりのCGやアバターが演じているのかもしれない
そんなの嫌だなー

それにしてもネイティリ、くそエロい、ほぼ裸だろ!?
演じているのはゾーイ・サルダナさん
あの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の妖怪人間ベラ・・・でなくて、ガモーラ役の人か
緑だったり、青かったり、この人役づくりすごいな、いや、違うか
どっちも加工が激しくて、本人の顔が思い浮かばない

ついでに言うと、「絆を結ぶ」方法、触手と触手を絡ませるの、あれもなんかエロくない?←なにが!?

さて、森の美しさ、動植物、木の精、伝説の空に浮かぶ山「ハレルヤ・マウンテン」など、宮崎駿監督の「もののけ姫」や「トトロ」、「ラピュタ」あたりを彷彿とさせる
もしかして影響受けてたりして

ちょっと突っ込むと、ナヴィ族はなぜ青いのか?
森と同化するには緑や土色の方がいいと思うんだけど
答えは多分、映画的に目立たさせるためだな、きっと
森で目立つ色、映えるし、観客が識別しやすい(笑)

ジェイク(サム・ワーシントンさん)と、ネイティリ、ネイティリの元婚約者のツーテイ(ラズ・アロンソさん)が三角関係になって、一悶着あるのかと思っていたら、省略されてて良かった、そこ、いらないよね

前半から中盤は割と平坦に展開していって、ちょっとダレる
そこからの後半、戦闘のシーンは興奮しました

最初、スカイ・ピープル側で、クォーリッチュ大佐(スティーヴン・ラングさん)のもと、ナヴィ族に砲撃してた、おっぱいドォーン!!のトゥルーディ(ミッシェル・ロドリゲスさん)、途中からナヴィ族に寝返って戦う姿、イケメン女子でカッコよかったです

クォーリッチュ大佐が本当に憎いと思ったし、心は完全にナヴィ族に感情移入してしまいました
スティーヴン・ラングさんもこれだけ憎まれれば役者冥利に尽きるでしょう

アバターの正体が何なのかよく分からなくて、ジェイクがちゃんとナヴィ族に受け入れられるのか心配していたけど、そんなの途中からどうでも良くなってしまいました

それほど最後は感動しました

新作楽しみー