こうだい

アバターのこうだいのレビュー・感想・評価

アバター(2009年製作の映画)
4.3
『アバター』シリーズ第1弾!

まさに”神聖な自然”を目の当たりにした……!

圧巻の映像美。

ナヴィ族、その森に生きる特殊な生態系、雄大な自然、そして魂。パンドラという星全体が、非常に美しく神秘的に描かれている。
ディテールまで非常に良く拘られており、13年も前の作品とは思えないほど美しかった。
やはり当時”史上最も美しい映画”と言われるだけあって、映像のクオリティは伊達じゃない。

ナヴィ族が大切にする”自然のエネルギー”。我々が自然から享受するエネルギーは、借りているだけで死んだら土に還す、という自然観がとても好きだった。
無機的な装備に身を包んだ人間との対比を描くことにより、パンドラという地の美しさが際立っていた。だからこそ、上記の様に感じられたのかな。

“アバター”の造形が最初こそ気持ち悪いなって思ってたんですけど、美しいと感じる程には魅せられました。

ストーリーも面白かったです。最初は人類側の視点で観てたんですが、美しすぎる自然を観ている内に段々と主人公やナヴィ族に感情移入できて、自然と涙が溢れるシーンも。なので終盤の主人公の決断も全肯定です。😭
個人的に『ワイスピ』のミシェル・ロドリゲスがパイロット役で出演してたのが胸アツでしたね。

ラストの展開好きだな〜。

タイトルが出てくるタイミングも完璧で鳥肌立った!

13年越しのシリーズ化、しかも5部作に及ぶ長編ってことで、続編に期待が膨らみます!
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