みぃ

アバターのみぃのレビュー・感想・評価

アバター(2009年製作の映画)
4.1
ジェームズ・キャメロン監督がとにかく好き。

キャメロン監督の作品は、どちらかと言うとストーリーは王道なものが多いように感じる。
起承転結がはっきりしていると言うか。
タイタニックにしてもまさに王道のラブストーリー。
だからこそ私はキャメロン監督はやっぱりすごいと思う。

どんなによくありそうなストーリーでも、その世界観の作り込みようと言ったら…。

あの美しい映像にまず引き込まれる。
心が躍る。この世界でこれから一体何が起こるのかとワクワクする。
主人公は決して恵まれた人間ではない。
どこにでも、誰にでもあり得る、現状への不満を抱いてる。

それでも、新しい世界で心も体もどんどん解放されていく様は、まるで自分自身が追体験しているような感覚にさえなる。

私はこの感覚が大好きだ。
新しい物を見て、新しいことを知って、新しい世界に羽ばたく。
ストーリー云々よりも、監督のこの映像の作り方が好きだ。
いつのまにか、感情移入というよりか自分自身を投影して観ている。

実を言うとアバターを観た友人達の中には、
全然おもんない。という人たちもちらほらいた。
確かに見方によっては分からなくもない。
映像は綺麗だけど…なんて言う人もいた。

だからこそ、単純にエンターテインメントとして楽しんで欲しい。

世界観。映像美。音楽。the・悪役顔の悪役。
the・王道。

何も考えずにどっぷり浸かって観て欲しい。
みぃ

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