ワン

ザ・マシーン/私のなかの殺人者のワンのレビュー・感想・評価

3.0
優秀な脳外科医のマルク(ジェラール・ドパルデュー)は連続殺人犯の心理に強い関心を抱き、10年を費やして他人の脳と入れ替えることのできるマシーンを完成。そして4人の女を惨殺した殺人鬼ジト(ディディエ・ブルドン)に接触する。実験は成功し意思の入れ替わったふたりだが、ジトはそのままマルクの体であることを望み、ジトの姿となったマルクは病院に監禁されてしまう。


そもそも意思を交換して殺人犯の心理が分かるのかという根本的な部分に疑問が残る。マルクにせめて助手のひとりでもいれば犠牲者は少なくてすんだのにと思う。主人公の浅はかな行動のせいで後味が悪かった。
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