揺籠ふぃるす

トゥームストーンの揺籠ふぃるすのレビュー・感想・評価

トゥームストーン(1993年製作の映画)
4.0
午後ロー録画観て、90’Sって感じの吹替の布陣に懐かしさを覚えたが、いかんせん40分以上はカットしたダイジェスト版だったので、フル尺を観たくなってしまいレンタルした。

ヴァル・キルマー演じる肺病持ちの早打ガンマン、ドク・ホリデイの蒼白な面差しが回りから浮き出て、まさに死を纏った死神のよう。だけど、友情にあつく優しい、ギャップ。

カート・ラッセル演じるワイアット・アープとまさに陰と陽といった様相で、観ていて飽きない。2時間があっという間に終わった。

個人的にはアイクが好きで、威勢はいいが、いざという時にビビり散らし、血煙のぼる弾雨の中で地べたを這いずり生き残り、銃口を前に涙を浮かべ、命乞いをする。小物感が最高だ。影のストーリーテラーだね。
最後までサヴァイヴするし。
2年後銀行強盗で射殺…。

赤い朝陽?をバックに、四人が馬で並走するところだったり、OK牧場向かう四人だったり、アクロバティックな馬上銃撃戦など西部劇の様式美堪能出来た。

西部劇に馴染みはあまり無いが折を見て触れていこうと思う。
揺籠ふぃるす

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