yaaa

ペインテッド・デザート タフ 劇場版のyaaaのレビュー・感想・評価

4.0
アメリカ。
砂漠にひっそりと佇むカフェ。そこを切り盛りする日本人女性。
流れ着いた謎の日本人青年。
ボスの護衛しながらカフェに入り浸るアメリカギャング。
ギャングのすべらない話。カフェの料理。どっかで見たことある燻銀のザ・脇役たち。
Vシネ「タフ」を観たことないので、それがのよかったのか意外と面白かった。
原田眞人監督のアメリカ殴り込みwith奥山和由ムービーなんだがタランティーノのフォロワーやってて、そのかすり具合がなんとも珍味。
ギャングのすべらない話はちっとも面白くないし、出てくる料理はちょっと不味そうだし、主役はるアメリカ俳優さんの「ジャッキー・ブラウン」ほどの発掘感は微妙。でもそれらのヒットにならないかすり具合がなぜか親近感ある。日本人でも見事な空振りまでにはいってない奮闘感。
あえてのバッタもんも味がある。
キャラクターに歴史の暗部を背負わせて社会派風な味付けは嫌いじゃないが、取って付けたような感触。
おしい。

「グッド・フェローズ」でカチカチに凍るおっさんが元気に銃撃戦やってるのは個人的に盛り上がった。
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