自宅を監視するようなビデオテープが送られてきたことをきっかけにエスカレートしていく脅迫に悩まされるとともに、妻にまで隠していた過去の出来事を思い出して罪の意識にさいなまれる男性を描いた、ミヒャエル・…
>>続きを読むハネケが初めてこっちにサービスしてくれている気がした。
これまで度々登場してきた、(無自覚に)抑圧をもたらしている側を主人公に据えた初の作品なのではないだろうか。
ファニーゲームと同様に巻き込まれ型…
「ファニーゲーム」のミヒャエル・ハネケ監督のサスペンス
「疚しさとは何か」
TVキャスターの夫 ジョルジュ
出版社に務める妻 アン
息子 ピエロ
フランス人 中流階級の三人家族
突然届いた一本…
キャスターのジョルジュと出版社で働く妻、そして息子の3人の幸せな家庭に送りつけられてきたビデオテープ。そこには3人の家を正面から捉えた映像が記録されていた。その後も不気味な絵と一緒に送られてくるビデ…
>>続きを読むラスト「終わり!?!!」って感じで
疑問点が多すぎて答えも救いもない作品だった。けどそれを楽しむのがハネケ作品。どの作品でも一貫して観客に解釈を委ねさせるハネケだが、これは過去一の量かも
主人公も…
◎ 疚しさとは何か、、、、
記憶の底から引き上げられた無邪気な悪意
この世に生まれた人間誰もが持つ'罪'との向き合い方。
鏡面張りのエレベーター内の緊張感、不安感は異常な心地だった。
いきな…
やましさとは何か。
久しぶりに聞いたわ、やましいって言葉。
ジョルジュがあそこまで自分の非を認めないほどプライドが高くなったのって幼少期の環境が影響してるのかな。
「黒いのがいなくなってよかった…
プライドが高いせいか素直に謝ることのできない人ってほんときつい。それが黒人差別が理由って言うなら尚更ね。
ジョルジュが素直に謝ればいいのにって何回思ったことか。謝るタイミングなんていくらでもあった…
このレビューはネタバレを含みます
人気キャスタージョルジュと出版社に勤めるアンヌその息子ピエロの家に不気味な絵とビデオテープが届く。犯人は誰か、衝撃のラストとの宣伝はあるが想像している衝撃のラストではなく静かな印象。全体的に音が無く…
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