最後の最後まで私には犯人が誰なのかさっぱりわかりませんでした。エンディングをしっかり見て下さい、非常に大事なヒントが隠されています。こんな映画は初めてでした。謎解きのヒントが最後のシーン、しかもじっくり観ないとわからないような仕掛けになっていました。
謎解きが大好きな自称探偵の貴方には、絶対面白い心理サスペンスです。
ちなみに、私はラストで「えーッ、そういうこと!」と思うぐらい鈍い探偵でした。
#1374 2023年 409本目
2005年 フランス🇫🇷/オーストリア🇦🇹/ドイツ🇩🇪/イタリア🇮🇹映画
監督・脚本:ミヒャエル・ハネケ
製作:ファイト・ハイドゥシュカ(ドイツ語版)
製作総指揮:マルガレート・メネゴス
ミヒャエル・カッツ(ドイツ語版)
アンドリュー・コルトン
テレビキャスターのジョルジュ(ダニエル・オートゥイユ)は、出版社に勤める妻アンヌ(-ジュリエット・ビノシュ)と息子・ピエロと共に順風満帆な人生」を送っていました。
ある時そのジョルジュの元に奇妙なビデオテープが送られて来ます。
それは、外からジョルジュの自宅を隠し撮りしたものでした。
その後も繰り返し、ビデオテープは送られて来ます。そして、このテープ📼と血塗られた絵が、ジョルジュの心の奥深くに封印し、すっかり忘れていた「過去の罪」を思い出させることになるのです。
いかにもフランス🇫🇷らしい心理サスペンスですが、答えは準備されていません。それだけに謎解き好きにはたまらない作品だと思います。