もう、地球外生命体の勝ちね。
ドン・シーゲルの『ボディ・スナッチャー』のリメイクです。
主演はドナルド・サザーランド。1978年のもので、それなりに面白いし、ドン・シーゲル版で気になった、入れ替わりについての描写がわかりやすかったのは良かったと思います。
ただし、ラストは絶望的で、そこらへんはまだ、アメリカン・ニューシネマの名残のある、あの時代らしい気もしました。
ドン・シーゲル版が共産主義の脅威を背景にしていることを考えれば、ラストが絶望的であってはならないわけなんですが、リメイク版ではそうした時代的な背景が変わってきていることを感じさせます。
『スター・トレック』のレナード・ニモイや『ザ・フライ』のジェフ・ゴールド・ブロムが出演しているのも、なんかうれしいです。
2016/8/10 20:46
1,526- 1