えす

SF/ボディ・スナッチャーのえすのレビュー・感想・評価

SF/ボディ・スナッチャー(1978年製作の映画)
3.6
雨の不穏さ、ブランコを漕ぐ主観ショット、割れたフロントガラス、泥風呂のビニールカーテン。シーゲル版の要素を抽出しつつ、カウフマンの抑制が効いた演出で新たな恐怖映画に成り得ている。人物を無機質に撮るのが上手すぎる。サンフランシスコの闇夜に浮かび上がる、嫌悪感を煽る造形の数々が素晴らしい。
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