だい

パラノーマル・アクティビティのだいのネタバレレビュー・内容・結末

2.7

このレビューはネタバレを含みます

ホラー映画は日本人と欧米人の感性の違いが出てるって。
日本人は「見えないもの」を怖がり、
欧米人は「見えるもの」を怖がるって。
ずっとそう言われてきたけど。


やっぱり欧米人だって目に見えない恐怖、あんじゃん!!

と思ったけど、よく考えたら、
ツイン・ピークスだって、
ブレア・ウィッチ・プロジェクトだってそうだよな。

そもそもウィジャっていう文化があるんだから、
見えない呪いは欧米にだってずっとあるのだ。


たぶん、
そういうのを撮ってこなかっただけだな。


ってか、
そういう意味では多分に日本的な作りのホラーだけど、
むしろ日本のよりももっと怖い。

手を変え品を変え、
少しずつ迫ってきてる感じも怖くて良い。

何か起こった時以上に、
何も起こってない時間が怖いのって優秀よね。


小麦粉を撒いたとこに何かが通った痕跡あるのとか、
マジ怖ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!
ってなってあのシーンいちばん好き。


終盤に進むにつれ、
次第に定型的なUSAのホラーになってしまったのだけは残念だけど(悪魔憑きとか)、
途中まではホントにこれぞホラー!
って感じで良かった。


アイディア勝負のものって、
最初にやった人がやっぱ勝ちよね。
だい

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