コブラ

暗殺の森のコブラのネタバレレビュー・内容・結末

暗殺の森(1970年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

4K修復版Blu-rayのパケ写があまりにも美麗だったのでポチ。
パケだけでなく作品もどこのカット切り取っても額に入れて飾りたいくらいに絵画的だった。絵画のことよく知らないし部屋に飾ったことないけどな。


苦手意識バリ高のベルトルッチ(件のラストタンゴインパリ問題もあったし)だったけど、今作はアブノーマラーの苦悩というか、強固に抑圧された者の末路に思いのほか喰らった。

マルチェロの異次元の虚無っぷりにはメチャクチャイライラするんだけど、共感できない訳ではないというか。

ワシかて糞アニ漫オタなのにソレを必死に隠してイキってた中学2年生が拗れに拗れて今に至るわけで。マルチェロに比べりゃメチャクチャ浅瀬の苦悩やが。

低脳ムービーしか観ないで大人成りしたので正直寝落ち繰り返したりしたけど、今回は映画解説(者)の意義を改めて感じた次第。

色々読み聞きしてから見返すと映画の面白さが全く変わる、この感覚久しぶりだったな。

春だし読もう。そして観よう。
コブラ

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