トノモトショウ

暗殺の森のトノモトショウのレビュー・感想・評価

暗殺の森(1970年製作の映画)
3.0
挑戦的な撮影と編集で主人公の混乱を見事に画面に映し込み、ファシズムの熱狂と崩壊を重ね合わせている。蠱惑的な女性の登場によって物語が一気に加速していき、フィルム・ノワールな展開に突き進んでいくことの、なんとも虚しいことよ。