すあま

暗殺の森のすあまのレビュー・感想・評価

暗殺の森(1970年製作の映画)
5.0
素晴らしい映画だった。

とはいえ、内容を理解したとは言い難い。それでも演技、映像、音楽等素晴らしく物語に吸い込まれて行くようだった。
白い息、仕草、窓ガラスの曇りや雫、また凍っていたりと極寒の世界を体感しているようだったし、一瞬一瞬の構図が素晴らしく毎回ため息が出てしまうほど。
ジュリアとアンナの優雅な買物のシーンや、森での暗殺、ダンスシーン、ラストの声を荒げるマルチェロなど、思い出すだけで、涙が溢れてくる。
みればみるほど良くなっていく映画だと思った。
すあま

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