マルチェロは只ひたすらに正常であることを求め、それをファシズムの中に見出した。しかしそれが根底から覆され、自分の認識する過去もあやふやになった時、ただ肩を落とすしかなかった。レコードが奏でる陽気な音…
>>続きを読むマルチェロは何故その森にいるのか、彼の回想を追うことでその成り行きを知ることになる。
森の木々が軋む音。やたら広い建物。美しい女性陣。ダンスシーンはなかなかの名シーンだった。中華料理4名様と言えば『…
半年ぶり2回目
多少なりとも人生経験を積んだのか、違った印象だった
面白かった
マルチェロ夫婦と教授夫婦の圧倒的実力差
アンナと教授の格上感
しかし暴力によって悲劇を強いられるのも彼ら、というと…
何だろう。ベルナルドベルトルッチの作品て全編不穏なというか不安な心許ない雰囲気が漂ってるんだけど、シリアスな雰囲気の中無駄に明るいダンスシーンがそれを際立たせている気がする。
ラストエンペラーレビュ…
なぜ主人公の友人は盲人なのだろう。いろんなことが見えてないとか目をつぶって見ないようにしてるとかいうことの比喩か?
教授の妻に会った途端に夢中になってブラジルに行こうとか言うの展開早すぎだが、これ…
映像の構図やら、妖艶なキャラクターやら、美しいダンスシーンやら、とても凄いと思う。普通でいたいと思う順応者が、トラウマだった過去の真実を知り、結局は順応出来ないままに次第に崩壊していく様子の描き方も…
>>続きを読むベルトリッチ監督の暗殺者の色
1972年、撮影ビットリオストラーロ。音楽ジョルジュドリュー。脚本監督ベルナルドベルトリッチ。
イタリアの映画監督の中で、第一線を走ってきた巨匠、ベルナルド…
とにかくアングル、撮り方とロケ地が素晴らしい。音楽もちょーかっこよかった。
テーマはファシズムと、自由すぎる性愛。ファシズムという宗教もキリスト教と同様、熱心な信奉者は減っているころの話。
暗殺の…
ベルトルッチの現在のところ最新作である『孤独な天使たち』があまりに面白かったので,続けざまに本作も観た。映画としての体裁というか,『天使たち』が驚くほど滑らかに時が過ぎていくのと比べて,本作は独特の…
>>続きを読むドミニク・サンダが美しい。更に音楽も背景も構図も何をとっても美しい。タンゴのシーンもゾクゾクしますが、暗殺のシーンの車窓越しに伝わる悲しい恐怖が忘れられません。
ファシズムについて、また時間軸を理解…