第二次大戦前夜のイタリア、そしてフランス。あるファシストを主人公とし、ファシズムとアイデンティティーを描いている作品。全体主義と個性。相反するものですが、これを考えるのは非常に重要だと思います。集団…
>>続きを読む映像的な美しさで言えば完璧な映画なんじゃないかと思えるくらい素晴らしい。
構図や色彩はどのシーンを切り取ってもため息が出るほど美しい。
キャストも素晴らしく、特にジュリアを演じたステファニア・サ…
ベルトリッチ監督作品。1930年代のイタリア。幼少期に同性愛者にレイプされかけたことがきっかけで虚無的な人生観を持つインテリ青年マルチェロが、ファシズムに加担していく姿を描いている。
大学時代の恩…
このレビューはネタバレを含みます
とにかくアングル、撮り方とロケ地が素晴らしい。音楽もちょーかっこよかった。
テーマはファシズムと、自由すぎる性愛。ファシズムという宗教もキリスト教と同様、熱心な信奉者は減っているころの話。
暗殺の…
素晴らしい映画だった。
とはいえ、内容を理解したとは言い難い。それでも演技、映像、音楽等素晴らしく物語に吸い込まれて行くようだった。
白い息、仕草、窓ガラスの曇りや雫、また凍っていたりと極寒の世界…