カラー着色版で総集篇で拝見したが、「淑女は何を忘れたか」では白黒、カラーの違和感は無く堪能したのだが、本作の場合は数段感動が上回る結果となった。おそらく、総集篇で内容が詰まって引き締まった効果ではあ…
>>続きを読む英百合子(母 お稲)
原節子(娘 桂子)
岡讓二(父 波多野純爾/病理学者)
佐伯秀男(加賀見健五)
入江たか子(藤波薫/ピアニスト)
丸山定夫(井出弁護士)
三島雅夫(田中龍作/競馬のノミ屋)
小…
〖1930年代映画:小説実写映画化:東宝:日本映画傑作全集〗
1937年製作で、オリーヴ・ヒギンズ・プローティの小説『ステラ・ダラス』を吉屋信子が翻案した小説を実写映画化の前編らしい⁉️
2023…
まさに『ステラ・ダラス』の日本版。しかし、『ステラ・ダラス』(1937年バーバラ・スタンウィック版)よりも、母親が上流社会に馴染もうと努力している。馴染もうとするより、夫や娘に迷惑がかからぬよう、自…
>>続きを読む国際化が進む日本の格差社会を風刺した一本。
当時の富裕層、貧困層にはそれぞれ「その階級に収まるべきで収まらざるを得なかった人たち」がいた。そうしなければ本来の自分を保てないほど「世間体」が幅を利か…