しっとり、昭和の邦画。画面の湿度がスゴい。
ナレーションでお話運ぶスタイル、懐かしい。
監督は「砂の器」の野村芳太郎。
由美かおるって子供の頃見た時からまったくイメージ変わらない人。
そう、アース…
このレビューはネタバレを含みます
昭和初期の信州、母から受け継いだ情痴の血を引く老舗染め物屋令嬢・雪絵の奔放な彷徨を野村芳太郎が描く上村一夫ワールド。清純派ムードの由美かおるが適役かは⁈『同棲時代』の美裸身で衝撃を与えた2匹目のドジ…
>>続きを読む濃密な90分
情景はゆったりしているし、目を見張るシーンが多い。
だれる時間帯がない。
展開は早いのだけど、せかせかした感じもなく、
濃密な90分を体験できる。いい映画ですね。
由美かおるさん…
主人公は自ら枷にはまり嫁に行くことで、逆説的に初めて父の子となりえた。波瀾の親子邂逅の物語だが、その影で竜吉は犠牲となってよいのだろうか。彼の背後には戦争と破局が近づいていることが暗示されている。運…
>>続きを読む【たまには昭和美、初期のやつ】
アマプラにて。別の何かを検索していて出てきたのだと思う。お目当て作品が何だったのかは、忘れちゃった。
名匠・野村芳太郎監督による文芸大作…のように見えるが、しっか…
このレビューはネタバレを含みます
上川一夫のマンガ(劇画)が原作だが、文芸小説の映画化のような雰囲気の作品だ。
雪絵が実家に連れ戻される汽車から飛び降りて、沖島の実家の養豚場にたどり着くシーンが、安易すぎると思った。
それ以外は、…
由美かおるが哀しい女の運命・性(さが)を演じた松竹の文芸作品…のような映画。
アメリカンビスタのワイド映像で綴られたカラー作品で、監督は野村芳太郎。
大正~昭和初期の新潟を舞台にしたドラマだが、あ…