ビハインド・ザ・サンの作品情報・感想・評価

『ビハインド・ザ・サン』に投稿された感想・評価

mimicot

mimicotの感想・評価

3.8

二つの家族の間で繰り返される、土地を巡る終わりなき争い
憎しみは憎しみを呼び、仇討ちを宿命のごとく生きる息子たちの哀愁を帯びた兄弟愛がせつないです

満月の夜を超えたら...
旗みたいに掲揚された赤…

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仇打ちの宿命に翻弄される貧しい兄弟。それそれの決断とはー。

そうなるんだろうな、と思うラストが切なすぎる。ああ、オヤジ憎し!

ロドリゴ・サントロの若き日の美姿を堪能。
りと

りとの感想・評価

3.7
土くさい荒野の乾燥と、澄み渡る青空のコントラスト。
殺し合いなんて悪習でしかないのに、立派なものとして踏襲していく。
従ってしまえば死を待つのみだし、従わなければ居場所はなくなる。
歩く肉

歩く肉の感想・評価

4.2

嘘みたいに青々とした空、鮮明なコントラストと色。画は、どことなくアレックス・プロヤスの『スピリッツオブジエア』を想起させる。物語も寓話めいていた。悪しき因習、負のスパイラルを打開して、自由を獲得する…

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yuirie8924

yuirie8924の感想・評価

3.6

絵面がゲームみたいな、構図きまりまくりで色人工的な程、鮮やか。私たちの日常とはあまりに世界が違うだけに描き方難しいけど、シンプルなストーリーで頑張ってた、何目線ってかんじやけど。憎しみの連鎖を断ち切…

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RIO

RIOの感想・評価

3.9

不合理に満ち満ちている
口が渇く 血が乾く
体を鋭く叩きつけるサトウキビの葉

張りつめ過ぎた糸が切れて
涙が出るくらい笑いたい

遠くから運ばれた風が土地に纏わる因習をぶち破る
憎しみを絶ち切る…

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先日、蔵盤にて久々5回目の鑑賞。
数年おきに観てしまう作品の内の一本。

寓話であり、表現されている土台はヒトという生き物の"繰り返される営みや争い"ー謂わば性(さが)であろうか。
土台の上に立つ青…

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shin

shinの感想・評価

4.0

人生の意味を問われるブラジル映画。
生まれながらにして土地を巡る争いに巻き込まれ育ってきた3人の兄弟。
敵対一家への復讐と、さらにその報復されることを義務とし死を待つ兄トーニョ。
胸糞悪すぎる悪習。…

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犬

犬の感想・評価

3.6
サーカス

ブラジル東北部の砂地に住む2つの家族の壮絶な争いを描いた悲劇



重厚なドラマ

月ごとに

それぞれの話

荒野
気候がスゴい

壮大な雰囲気
語りも印象的でした

DVD📀所有。「セントラル・ステーション」「モーターサイクル・ダイアリーズ」のウォルター・サレス監督・共同脚本。アルバニアの作家、イスマイル・カダレの小説『砕かれた四月』原作。

ブラジル東北部の砂…

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