サスペンス映画だけれども濃厚にフェティッシュで陶酔しきり、胸いっぱいの二時間。
繰り返し再生される男女の差し迫った会話が緊迫感を上げてくる。
普段あまり目にすることが無いが、左程遠くない所に必ず存…
ゴッドファーザーシリーズ以外のコッポラ作品は始めて。
ジーン・ハックマンとジョン・カザールが話し始める冒頭から既に良作の予感。
それは恐らく流れていたピアノの音色が洒落ていたのと、コッポラが撮る名…
「ゴッド・ファーザー」や「地獄の黙示録」を撮った巨匠フランシス・フォード・コッポラ。その2作(1つはシリーズ)があまりに有名なため、それらの作品と同じ時期に手掛けられた作品でありながらも、どちらかと…
>>続きを読む機材部屋のシーンはスクリーンで観てみたいくらい雰囲気◎
「盗聴を職務にしてるのにそこ出し抜かれるんか…」と思う部分がどうしても気になる そこがよければもっと入り込めたのにな
盗聴という手段に出る時…
さすがに劇場公開時には観ておらず、初見は地上波の『○○洋画劇場』のはずだが、ジョン・カザールにテリー・ガー、ハリソン・フォードにデュヴァルまで登場するし、静かに、その存在感だけで魅せるハックマンは、…
>>続きを読むコッポラ監督作としてはやや異色なサスペンス・ドラマ。病的な仕事への執着はコッポラらしい主人公で、男の人生が崩壊していく骨子も、『タッカー』『パットン』と正にコッポラ流。
ざっくり云うと、
全米一の…
このレビューはネタバレを含みます
【盗聴が自らの世界を壊していく】2022年135本目
浮気調査のただの仕事だと思っていたことが、ふと聞こえてしまった"殺害"を予見する2人の会話によって、彼らが被害者となってしまうのでは、という事…
コッポラ監督のサスペンス映画。主役のジーン・ハックマン。前年公開された「スケアクロウ」での危ないオヤジキャラ像とは打って変わり、物静かで思い詰めていく仕事人の姿を演じています。脇にはジョン・カザール…
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