カンバセーション…盗聴…のチッタスープのレビュー・感想・評価

闇に病む映画。

巨大な陰謀に挑むと言うには程遠いものの、主人公がマジメで職人肌が過ぎるが故に、物語は何とも知れぬ不気味な雰囲気を漂わせていく。

作中何度も同じ音声の繰り返し＆巻き戻しが続くので観ている側は結構しんどかったのが正直な感想。

しかしながらアカデミー受賞直後のジーン・ハックマンの神経質な演技、若手時代のハリソン・フォードの出演、「ゴッドファーザー」や「エネミー・オブ・アメリカ」との繋がりなど、見所はある映画だと思います。