フランシスコッポラ監督のサスペンス。ゴッドファーザーのpart1とpart2の間に作られた作品らしいけど、派手さは全く無くむしろ地味で渋い作品。
主人公は盗聴というモラル的にはアウトなお仕事をしている人。
罪の意識を感じていて教会で懺悔したり、ストレス解消にレコードに合わせてサックスを吹いたりする。
人にバレないようにプライバシーを探る仕事なので、自分のプライバシーを知られることを、異常に恐れる。
そんな主人公が知ってしまった事実によって、人が殺されてしまうのではと動揺するお話で、観ていて辛かった。
後半いくつかショッキングなシーンがあるけど、それはリアルな出来事なのか主人公の妄想なのか、分かりづらいのが逆に面白かった。
主演はジーン・ハックマン。共演がゴッドファーザーのジョン・カザール、ロバートデュバル。
地獄の黙示録のフレデリックフォレスト、アメリカン・グラフィティのシンディウィリアムスも、なかなか存在感がある役。
めっちゃ若いハリソン・フォードも嫌な役で、ハン・ソロやブレードランナーみたいな生意気な男の雰囲気が良かった。今は気のいい爺さんにしか見えないけどな😅
人間ドックに行って検査の間のスキマ時間にタブレットで切れ切れに観たし、たまにWiFi切れたりしたから印象薄くなったけど、じっくり観たらもっといい作品だと思いました💦
