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カンバセーション…盗聴…のparsifal3745のネタバレレビュー・内容・結末

カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)
2.1

このレビューはネタバレを含みます

ジーン・ハックマンがプロの盗聴稼業をしている。他にもロバート・デュバル、ジョン・カザール、駆け出しのハリソン・フォード出ている。これだけでも豪華布陣か。しかし、物語は至って地味で展開が遅いし緊迫感も少ない。
 ある男女二人の会話を全部録音するという仕事を請け負っているが、その二人の会話の様子を聞いて、何かあると感づき、「二人が殺される」と話しをしていることを知る。途中から何故か自分の部屋も盗聴されているのではという強迫観念に憑かれていく。付き合っている女性に、身分や個人的なことを明かさない所とか、直接でしかテープを渡さない所とか、地冗長な感じがした。テープの内容から、人殺しが行われると確信し、ホテルの隣の部屋を取って盗聴したり、室内に侵入するのだが殺人は行われていなかった。しかし、問題の二人が勤めている企業の専務(ロバート・デュバル)が自動車事故で死亡。盗聴に気づいた女が、先に専務を殺したのだろう。ハリーの部屋に電話がかかってきて、部屋の様子を盗聴しているテープが流れ、「深入りはよせ」と。床板まですべて盗聴器を調べるも見つけられずというオチ。早く引っ越してねって思った。
 盗聴稼業の凄さを知っているだけに、自分も盗聴されているのでという強迫観念が凄いのだが、自分が詳しい分野なので、もっと防止策に力を入れてほしいなんて思った。自分は、あまりお勧めしません。
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