このレビューはネタバレを含みます
盗聴が題材の作品であるからか、無音や会話なし(音楽あり)のシーンが長めに続く時多し。それが良い。
音が少なくなると余計に、音に集中する。
盗聴が堂々と認められていた時代らしい。盗聴機の展示会があったり、あれだけの盗聴をやってのけた、と褒められ、やり方を聞かれたりする。
機材など興味深かった。
前半は淡々と、後半になって目まぐるしくホラーな雰囲気に。
ホテルでの隣りの部屋でのことや、最後に自宅で受けた電話、妄想?
主役の、レインコートの様な透ける薄い生地のコートが気になった。