ちゃんさわ

カンバセーション…盗聴…のちゃんさわのレビュー・感想・評価

カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)
3.8
盗聴職人の主人公ハリー・コールが大企業から受けた仕事のターゲットはある男女だった。その会話に違和感を覚えたハリーはやがて大きな事件に巻き込まれていく。

本作の中で通信傍受の技術展のシーンがあって、流石に驚いた。(実在するのかは不明) 加えて、多人数で行っている会話で空気を読まずにひたすら盗聴技術の秘密を主人公に聞きまくるキャラクターが登場するのだが、こういうやついるよなと思ったり…。

興行的には失敗してしまったが、サスペンスとしても中年男性の仕事柄ゆえの孤独を描いた側面も素晴らしい作品だった。
(盗聴映画繋がりで「善き人のためのソナタ」を久しぶりに思い出したりもした)
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