フランシス・フォード・コッポラ、1973年の作品。事あるごとに観直すが、その度に発見がある。
ある盗聴屋がいる。世間から見れば裏の商売だが、その道ではベテランで名が通っている。この男が何者であるのか…
盗聴を生業にする男が、ミイラとりがミイラになる様を描きます。もうラストはすべて解体して一人サックス吹きます。それだけ切り取るとなかなかおかしいんですが、男が追い詰められていく様を丹念に描くので、いや…
>>続きを読むフランシス・フォード・コッポラ脚本・製作・監督作。
盗聴のプロが殺人計画に巻き込まれるスリラーかと思いきや、罪悪感に苛まれた主人公が被害妄想に陥る心理サスペンスで少し戸惑った。
盛り上がりに欠け…
レビューをサボってる間にいつの間にか今年のカンヌが開幕!
今年も出来るだけコンペ監督の過去作で予習していきたいなー...
まずは2024カンヌの話題なので興味ない人は飛ばしてください。
毎年なにか…
ウォーターゲート事件が1972年。
取引先に政府もある。
ハリソン・フォードが若い。
オープニングも音楽も繰り返される録音セリフも、エンディングもかっこ良い。
こわいけど。
くるくるまわるオー…
キャストがとても渋くて豪華。
ジーン・ハックマンは、多くを語らないが複雑な内情を持つ主人公を見事に演じていたし、若き日のハリソン・フォードを拝めるのも良き。
途中から人怖のようなスリラー的雰囲気…
猜疑心が徐々に増幅していって妄想と現実が混淆していたり、その過敏な心理状態を強調するような内部空間の狭さ、あるいは外部におけるローアングルで強いパースの効いた映像の使い分けとか、絵としてもクールだっ…
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