再見。
ケーリー・グラントが大邸宅を訪れたときの挙動不審ぶりから良く練られている。美術の迫力とグラントのリアクションのみで落ち着かなさを表現する信頼の演出。一人になるとバク転はじめるの、たまりません…
ジュリアとお父さん、主人公とリンダの二項対立がはっきり分かりやすくてとても観やすかった。
弟のネッドのした選択にもまた考えさせられた。
どちらが良い悪いではなくて、それぞれ自分の思う方へ進むのが良…
豪華なオーケストラによる演奏ではなく、素朴でメルヘンなオルゴールにあわせてワルツを踊るキャサリン・ヘプバーンとケーリー・グラントがとにかく素敵すぎる。そして愛に気づきはじめる2人を収める窓という額縁…
>>続きを読むケイリー・グラントにキャサリン・ヘップバーンの最高のコンビを見る贅沢。
豪邸の古い子ども部屋でのグラントの肩に乗るヘップバーンのアクロバットは教授夫妻と酔っ払いの弟の三人も含めて最高の場面。
グラン…
グラントとヘップバーンの身体パフォーマンスの多幸感。ひたすら動的な2人に対するロマンスの作用が完璧。年越しのダンスのシーンや窓際のシークエンス。半端ない身体能力を見せつけるケイリー・グラントの体の張…
>>続きを読むリンダとネッドのキャラクターと関係性がすごく良かったな。リンダが足を折りたたんで座っているソファーにちょこんと座るネッドとか、迎えにくるからとネッドを抱きしめるリンダとか、なんかすごく良かったな。ぐ…
>>続きを読む聞きしに勝る傑作でビビった。資本主義を辛辣に揶揄しながら、人間の幸福とはなにかを描く、アメリカ映画の活力と豊さに圧倒される。中盤でカメラが演劇っぽいなぁと思ったら、C・グラントがバク転すれば、C・ヘ…
>>続きを読む2021.10.7
自宅PCにて鑑賞
叩き上げで夢のない仕事に疲れた主人公は、人生初の休暇で女性と恋に落ちるも、彼女は大豪邸の御令嬢であった。生まれの違い、家業に組み込もうとする彼女とその父親への…
終盤まで「素晴らしき休日」ってタイトルに似合わなさすぎる重い内容だったけど最後の最後でタイトルに回帰したな。
ヘプバーンのキャラは説教臭い感じがしたけどこの頃のアメリカって女性とか拝金主義とかの問題…