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素晴らしき休日のkazu1961のレビュー・感想・評価

素晴らしき休日(1938年製作の映画)
3.8
▪️JPTitle :「素晴らしき休日」
ORTitle:「Holiday」
▪️First Release Year : 1938
▪️JP Release Date : 1939/02/09
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-268 再鑑賞
🕰Running Time : 95分
▪️Director : ジョージ・キューカー
▪️Writer : ドナルド・オグデン・ステュアート、シドニー・バックマン
▪️MusicD :
▪️Cast : キャサリン・ヘプバーン、ケーリー・グラント、ルー・エアーズ 、エドワード・ホートン
▪️Review
🖋 ジョージ・キューカーの作品はやっぱり素敵なロマンティック・コメディが多いですね。そんな中の素敵な1本。キャサリン・ヘプバーンとケイリー・グラントというハリウッド黄金期2大スターの掛け合いがとても楽しい作品です。

🖋本作、ブロードウェイ喜劇の映画化で、旅先で知り合った女性が富豪の娘とは知らず婚約するのですが、彼女とは性格が合わず次第にお金に執着しない姉に惹かれていくというロマンチック・コメディです。ジョージ・キューカー監督がいつものように女優の魅力を最大限に引き出しながら、個性豊かなキャラクターを作り上げていくのは見事です。

🖋そしてそのメッセージも痛快で、ユーモアで拝金主義を風刺して見せながら、自分で自分の生き方を見出していく大切さを説いています。さらに豪華なセットと衣装も当時のアメリカを感じることができ、アカデミー賞室内装置賞にノミネートされたのも納得です。

🖋物語は。。。
若く有能な弁護士のジョニーは社交界の花形ジュリアと婚約中。彼女の父親シートンは、ジョニーが半人前だとまだ結婚を許そうとはしませんでしたが、姉のリンダは明るく魅力的なジョニーを気に入っていました。ある日ジョニーは、ジュリアとふたりで旅に出たいと申し出ます。しかし、シートンにはそんな世間体の悪いことは到底受け入れられません。一方、堅苦しい格式にうんざりしていたリンダは自由奔放なジョニーを愛し始めていました。。。

▪️Overview (映画. comより)
「女性の反逆」「男装」のキャサリン・ヘップバーンと「新婚道中記」「男装」のケーリー・グラントが主演する映画で、かつてのブロードウェイの当り狂言のフイリップ・バリーサクの喜劇映画化である。脚色は「白い菊」「舗道の雨」のドナルド・オグデン・スチュワートと「花嫁凱旋」「情怨」のシドニー・バックマンが協力し、「椿姫(1937)」「男装」のジョージ・キューカーが監督にあたり、「シュヴァリエの放浪児」「隊長ブーリバ」のフランツ・ブラナーが撮影した。助演は「明朗色時代」「新妻はタイピストから」のドリス・ノーラン、「彼女の家出」「麗わしのパリ」のルー・エイヤース、「ラジオの歌姫」のエドワード・エヴァレットホートン、「ロミオとジュリエット」のヘンリー・コルカー、「小都会の女」ノビニー・バーンズ、「人妻日記」のジーン・ディクソン、「椿姫(1937)」のヘンリー・ダニエルという良い顔ぶれである。
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