凄い顔ぶれだ。田中絹代、山田五十鈴、高峰秀子の三枚看板に杉村春子、岡田茉莉子などなど。名女優たちの演技合戦を成瀬巳喜男が仕切る。芸者置屋を舞台にした群像劇だが、山田と杉村の存在感が群を抜いていた印象…
>>続きを読む幸田文の『流れる』を読んで、映画化されたものも見てみたくなって、配信レンタルで見る。
原作を読んでいると、主人公がもっと逞しくて、もっとポジティブで面白いんだけど、映画では割とあっさりと描かれてい…
このレビューはネタバレを含みます
<花街に生きる女たちの哀歓>
東京の花街にある芸者置屋つたの屋は、格式は高いが台所事情は苦しかった。芸は一流だが算盤がうまくはじけない女将、芸者の家に育ちながら芸者を嫌い生真面目に生きようとする娘…
田中絹代、山田五十鈴、高峰秀子、杉村春子。並んだ名前を見つめるだけでも貫禄十分。
舞台は戦後すぐだろうか、東京にもあちらこちらに芸者がいたのか。
長くない未来が見えている(でもそれに気づいていない)…
むむむ、成瀬巳喜男とは相性が悪いかもしれない。何となく華やかさがなくて地味だからか、どうもパッとしないしピンとこない。詰まらなさがある。
リアルな市民の日常を描いてるのはわかるんだ。ただお金の話が多…
今年初映画館の映画は『流れる』になりました。
成瀬巳喜男監督,初でもありました。
京都文化会館、席は、早い者順で真ん中に座り待機していると、小雨にも関わらず始まる頃には8割埋まっていました。
幸…
このレビューはネタバレを含みます
山田五十鈴さま、歳を重ねるごとに綺麗に、美しく、艶やかになっていく………怒鳴られても物怖じしないし…三味線弾く姿も当たり前に素敵で、大好きだ………
田中絹代さんがあの「夜の女たち」の田中絹代だとは思…