赤ちゃんパンダ

流れるの赤ちゃんパンダのレビュー・感想・評価

流れる(1956年製作の映画)
4.0
警察官の男の人にすこしでも長くいてもらうために話を盛り上がる女たち、塀越しに受け取るお蕎麦、

ソーダ水は決してご馳走にならないおハツさんにコロッケのおつかいを頼む染香(おハツさんに御駄賃で一枚あげる)、

初見せにきたよその芸者に「30万はかかってるだろうね」という女たち、

ズンチャカズンチャカ 酒を飲んでバカ騒ぎをする染香となな子、それを見る米子の子どもの目、

さんざん言って飛び出した数日後に帰ってくる染香に次の日にはべつの店へ出ているなな子、

お浜さんに「モノにはならないよ」と言われたまだ子どもの女の子たちの稽古に勝代のミシンの音が重なる、、、


すごい映画だ〜

幸田文の原作も気になる。
赤ちゃんパンダ

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