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トータル・リコールのTwinYorksのネタバレレビュー・内容・結末

トータル・リコール(1990年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

幼い頃に金ローか何かで観て、3つのオッパイの女だけ鮮烈に覚えていた。
公開当時、全世界で大ヒットしたらしい。
あらためて観ると、「ハリボテの未来感」がすごく良いんだよな〜。悪く言えばチープなんだけど、ちゃんとSF的なワクワクをくれる。
逆に言うと、後半、ちゃんとストーリーを回収しにいくにつれて、あまりおもしろくなくなっていった。
というか、正直ハナシがよくわからん。
原作はフィリップ・K・ディックの短編小説『追憶売ります』で、ディック自体が科学的ディティールを詰めるタイプの作家ではないが、本作も強引なところがかなりあり、何がなんだかという感じでジェットコースターのように進んでいく。
リメイク版もあるらしいが、そのへんどうなったのか観てみようかなぁ。

ーSTORYー
 惑星間の往来が一般的になった未来。妻と平凡に暮らすクエイドは、なぜか毎晩「火星の悪夢」を見ていた。
 ある日、クエイドは“リコール社”が提供する、作り物の記憶を移植して体験することができる娯楽サービスを受けることに。しかし、体験中に正体不明の組織に命を奪われそうになり、家に帰ると妻は実は諜報員で、クエイドを殺そうとする。
 クエイドが行き場をなくしたとき、謎の男から受け取ったカバンの中にあったモニターに映ったのは、自分と全く同じ顔のハウザーという男。
 男は謎を解くために火星に向かえとクエイドに言う。
 火星の「最後の楽園」という風俗で知り合ったメリーナは、夢の中で見た女性だった。
 そのメリーナに連れられ、クエイドは反乱分子のリーダーであるクアトーと対面。ミュータントだった彼の能力により、クエイドは記憶の一部を取り戻します。それは、火星で50万年前にエイリアンが作ったリアクターを作動すれば酸素を作り出せるも、コーヘイゲンがその存在を隠していたというものでした。
 コーヘイゲンの元に連行されたクエイド。そこでコーヘイゲンは、クアトーの居場所を掴むため、ハウザーの記憶を消してクエイドという人間にしたことを明かし、クエイドをハウザーに戻そうとする。
 しかし、クエイドとして生きることを望み、記憶を消される寸前に脱出、メリーナとともにリアクターを作動させることに成功。間一髪で、火星に酸素が戻る。
 赤から青に変わった火星の空を見上げながら、クエイドは、メリーナとキスを交わすのだった。
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