午後ローで鑑賞。幼き日にあまりのグロテスクさで多大なトラウマを背負わされた作品。改めて鑑賞してみるとエイリアンなどの90年代のSF作品全体に漂うグロテスクさが苦手なのだと気づいた。おどろおどろしいミュータントや生々しい流血表現などなど。
シュワちゃんの力任せのアクションと無名時代のシャロン・ストーンの美しさが光る映画。特殊効果の中でも,大柄な中年女性に化けた主人公が身に着けているマスクが分解して外れるシーンは印象的ではなかろうか。
フィリップ・K・ディック作品としては「ブレードランナー」に次いで有名かと思う。彼の作品の特徴である「今いるこの瞬間は夢か現か」というテーマも盛り込まれている。果たして本作の解釈はいかに。