たけちゃん

トータル・リコールのたけちゃんのレビュー・感想・評価

トータル・リコール(1990年製作の映画)
4.2
あなたの生活は、全て幻よ!


ポール・バーホーベン監督 1990年製作
主演アーノルド・シュワルツェネッガー


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日、6月10日は「夢の日」です。
実は毎年レビューを上げていて、今年で3回目。
最初はやっぱりノーランの「インセプション」、次がスピちゃんの「A.I.」と取り上げました。
3年目の今年は何でしょうね←シッテルケド


夢をテーマにすると、色々映画はありますよね。
夢を見る映画
夢を掴む映画
夢を見せられる映画……

今回、僕は記憶を入れ替えて別の人生を歩むという「トータル・リコール」を取り上げました。
夢を見せる会社から話が始まる映画です。






さて、映画です。
やっぱり大好き\(^o^)/
90年製作ですが、80年代アクションの雰囲気がバリバリですからね。大味で楽しい😊
科学考証的には問題もあるけど、そんなのはいいんです。SFはロマンですから…ヘヘッ(´∇`)

セキュリティを通る時のスケルトンとか、いいよね~。
オッパイ3つあるお姉ちゃんとか、SF映画に夢が溢れていました~\(^o^)/

クエイドが捕まって、あの機械に繋がれる場面とか、火星に放り出されて目が飛び出るシーンとか、顔芸の嵐、名シーン目白押しだよね(笑)

実はほとんどが特撮で、CGシーンは少ないの。
予算が少なかったのも大きいけど、そのために今でも楽しめる。やっぱりミニチュアのセット撮影はいいよね~。特に、真っ赤な火星の地表は最高です!

特殊メイクは「遊星からの物体X」で知られるロブ・ボッティン。今作はミュータントも多数登場するので、貢献度大です( ˘ ˘ )ウンウン




原作はフィリップ・K・ディックの「追憶売ります」。ディック、大好きでした。
そもそもは「ブレードランナー」でディックを知ったんです。原作の「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」から、他作品に進み、その後はサイバーパンク系の小説にハマったからね。
だから、「トータル・リコール」はシュワちゃん主演も大きいけど、P.K.ディック原作の映画化ってポイントが高かったんですよね。


監督はポール・バーホーベン
この前作が「ロボコップ」なので、信頼感バッチリでしたが、今作でフェイバリット監督になりました(ˆωˆ )フフフ…
当たり外れあるし、問題作も多いけど、僕はこのやりすぎ感が憎めないんだよねぇ。
今作もなかなかのゴア描写。
子供向けじゃないシーンも多いも多いので、家族で観る時は注意です( ¯−¯ )フッ


音楽はジェリー・ゴールドスミス。
なんか、すごく「ブレードランナー」を意識してない?「エイリアン」っぽいのは本人だから仕方ないけど( ¯−¯ )フッ
ダンドンダンドンと、派手なテーマが耳に残る(ˆωˆ )フフフ…






この後、ネタバレ混じりま~す(^o^)ノ







主人公ダグラス・クエイド役のアーノルド・シュワルツェネッガー、実は諜報員ハウザー。
やっぱりシュワちゃんの顔がマンガ顔なんだよね~。
目がギョロって飛び出る場面とかサイコーよね。鼻から発信機取る場面とか、ギャグでしかない( ˘ ˘ )ウンウン
火星に入国する際の変身場面はサイコー(◦ˉ ˘ ˉ◦)
「最後の楽園」で扉をくぐる場面とか、途中からは完全にターミネーター化してました(笑)
だって、機械引きちぎるんだよ。
人間業ではない( ¯−¯ )フッ


彼の妻ローリー役がシャロン・ストーン
まだ、「氷の微笑」に出る前でしたが、すごく記憶に残りましたよね。この次作がその「氷の微笑」。
でも、急所ばっかり蹴らないで~(笑)


メリーナ役はレイチェル・ティコティン
でも、彼女、全然知らないし、シャロン・ストーンの方が好きでした。゚(゚´Д`゚)゚。


敵のリーダー、火星の総督コーヘイゲン役はロニー・コックス。バーホーベン監督の前作「ロボコップ」でオムニ社の副社長ジョーンズを演じていましたね。


コーヘイゲンの部下リクター役はマイケル・アイアンサイド。クエイドを目の敵にする存在で、ある意味コーヘイゲンよりもリーダーでしたね~。
僕、好きなんですよね、マイケル・アイアンサイド。当り役の「スキャナーズ」はもちろんですが、彼が出ると映画が締まります!
でも、ターミナルで銃を撃つとか、バカなの?とも思ったけどね( ¯−¯ )フッ


タクシードライバー、ジョニーキャブの声はロバート・ピカード
実はこの人、「スタートレック ヴォイジャー」でホログラムドクターを演じた方で、大好きなんです。そこでもプログラム役でしたから、なんだかロボットタクシーの声がピッタリでしたわ。


友人のハリー役のロバート・コスタンゾは名バイプレイヤーですよね~。直ぐに退場するけど、僕の好きな娯楽映画でちょいちょい見ます(ˆωˆ )フフフ…


ということで、シュワちゃんを出すために、有名人を使えなかったという今作。でも、みなさん、良い仕事しましたよ~。




はい、面白かった。
コリン・ファレル主演のリメイク版も嫌いじゃないけど、今作くらいの娯楽性が欲しいんだよね~。真面目に作りすぎると、面白みが減る( ˘ ˘ )ウンウン
やっぱり映画は夢を見ないとね(◦ˉ ˘ ˉ◦)



それじゃ、みんな、いい夢見ろよ。アバよ~