不鮮明なる音楽伝記。オープニングの長い演奏ワンカットはギトリっぽいが、史実を裏づける全てのテキストが資料自体への接写とナレーションで処理される構成は「説明的な画は撮らない」というストローブ=ユイレの…
>>続きを読む初のストローブ=ユイレ。偏差値高い人しか観てない作品というイメージだったが概ね間違いない雰囲気だった。偏差値高い人の吐いた二酸化炭素を吸ってきた。
観やすそうだと思って一作目はこれを選んだけど音楽が…
バッハの妻視点という設定が分かりやすく、つまずかずに鑑賞できた。
鍵盤楽器の演奏シーンを俳優が演じていて驚いたのだが、バッハ役が本当の音楽家だったようで、それがとても良かった。オルガンやチェンバロな…
通常のドキュメンタリーとも劇映画とも違う、当時の風俗や小道具を徹底的に再現した美術、そして舞台となる中世ヨーロッパで使用された楽器を使用してのプロによる演奏がまるで当時の資料を最初から最後まで読んで…
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