夜の街でおきた放火殺人事件。それを皮切りに街に軍隊が乗り込む。。
一方遠く離れた政府の一室では官僚が秘密会議を開いていた。。
昔の映画ですが、当時、「アメリカ・ナンバー・ワン!」ってノリもあれば、「物質主義は虚しい」ってノリもあり、、この映画は後者。
主人公がいても、あまり重きを感じず。
対する軍隊が出ても、誰もヒーローなんてなりません。
むしろポンコツぶりに驚きます。
ポンコツでもボンクラやおちゃらけではなく、縦割り行政の弊害や結諾々の命令が仇になる。。
また街は街で、細菌のパニックに陥り生存を求めあがく。
この細菌もやらしく、「感染すれば死ぬか発狂する」というシロモノ。
あからさまにパニックで蠢く人々の間に、変な行動をしてる人も、、抵抗疲れか諦めか、はたまた細菌の影響か。。
まるでウォーリーを探せみたいです。
ここ、もう手遅れでは?と思えど軍隊はノルマのように対応するだけ。。
空回りのイタさが伝わります。
これが監督特有の味わいでしょう。
映画「28日後」や「28週後」からスタイリッシュさを剥ぎ、メタボ感丸出しのイメージでした。