どーもキューブ

ザ・クレイジーズ 細菌兵器の恐怖のどーもキューブのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

 ロメロの普通の人間がゾンビ、パンピーこそクレージーズ
 

ジョージAロメロ脚本監督。

「ゾンビ」以外にもロメロ初期は習作を連発している。

本作は細菌パニック物だが、娯楽性はほぼ無い。

ロメロホラーというより、ロメロの社会派作品に見える。

細菌感染からみえる群集心理

狂人常人区別がなくなるパニック情動

軍と組織だつ国策、絶望する現場。

ロメロの秀才な社会描写と殺気立つ市民のマッドネスが展開。

人が撃たれるなか草原をほうきで掃除する女性や

裏ホラークィーン「シーバーズ」「ザップ」のリンローリィ必見。

白蛇のような艶怖な美しさが素晴らしい!

「遅かれ早かれ免疫がくるんだ」ただならぬ絶望を抱えて!

 2009年3月11日 11時51分レビュー

追記
今やレアソフトで困ってます。
どーもキューブ

どーもキューブ